2019年12月11日水曜日

骨の変形

変形性膝関節症 変形性股関節症 変形性腰椎症

どれも、高齢の方に多くみられる疾患です。関節の軟骨がなくなり、骨同士が擦れて骨が変形し、ひどいと棘のようになり、神経や血管を刺激して痛みがでるようになります。

わりと一般的な疾患ですよね。

だからなんやねんな。と

10日前くらいに自転車で転倒して、右肩を強打したんです。肩鎖関節にある肩鎖靭帯の損傷との診断を受けました。MRIのあるクリニックに行ったのですが、レントゲンしか撮ってくれませんでした。2週間で痛みはなくなるよと言われましたが、そんな簡単にはね。

知り合いの整骨院の先生がエコーをとりいれてるので、そちらで診てもらいました。超音波を使った画像診断装置です。軟部組織の状態がよくわかります。

肩鎖関節に腫れ、炎症があるのと、棘上筋に腫れと炎症がみられました。損傷しているとのことです。

それはある程度自覚していたことなので驚きはしなかったのですが、衝撃的なことがわかったんですよ。

馬場先生、肩のここOAがみられますね。

OA?まじかです。OAって骨の変形です。笑 これは今回の転倒との関連はありませんが、ショックですよね。41歳ですが変形がでてきている。もちろん痛みがでるくらいの変形ではありません。

恥ずかしい話、皆さんと同じように、60歳以上に診られる疾患と認識していたのですよ。冷静に考えれば当たり前なのですが、骨の変形が1日2日、数か月ででるわけではありません。時間をかけてちょっとづつ変形するわけです。

筋力が落ちたり、関節にかかる負担が大きかったり、年齢とともにそれらが増えて軟骨がなくなり、骨が変形していきます。

40代から始まって、60代くらいで痛みがでてくるということが想像できます。

老化している。

実感してしまいました。野球をしていて、右肩を酷使していたということも関連します。が、しかしケガよりショックですね。

改めて運動と自分の体を客観的に診ておく重要性を実感しました。


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