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2014年8月16日土曜日

減薬・断薬 その2

 前回の記事で反響があったので、追加で書きたいと思います。

減薬・断薬についての情報が少ないというのもあるので、参考になる書籍を紹介します。

「向精神薬の減薬・断薬メンタルサポートハンドブック」 
常葉まり子著 ブイツーソリューション刊

この本は、患者や家族のためにという副題があるくらいなので、減薬・断薬について非常にわかりやすく書かれています。今までこういった書籍が何でなかったんや?と思いました。
ただ残念なのは、この本絶版になっているので、新品で購入できません。

「心の病に薬はいらない!」
内海聡著 かんき出版

若干過激な物言いも多いのですが、納得できる部分もたくさんある本です。

アシュトンマニュアル
ヘザー・アシュトン

書籍ではありませんが。ベンゾジアゼピンという薬のことや、その薬の離脱症状や断薬の仕方が書かれています。この薬が、どれほど危険で依存性のある薬かわかります。上の内海先生は、正しいことと誤ったことが掲載されていると言っています。

最近では、本のレビューというものがありますよね。これがなかなか厄介で、肯定的なことを書いている人と、否定的なことを書いている人がいます。参考になる場合もあれば、非常に混乱する場合もあります。当然、これらの本に関しても、様々な意見があるようです。

一般の方や、薬や病気についてあまり知らないと、どれを信用して、どれを信用してはいけないかということがわからなくなります。ましてや、病院で処方されてきたわけですから、誰を信用していいのかもわからなくなるのが現状です。

誰を信用して、どのやり方をやっていくというのは、患者さんの責任になっていきます。これがまた大変です。

一側面だけをみると簡単に、薬は辞めましょうと言えますが、それまでの背景や各個人の性格や生活環境など、いろいろな側面も合わさってくるので、簡単にいけませんと言えないんです。

強烈なストレスが原因でこういった薬を服用する場合、依存性が高い、禁断症状があるとわかっていても、今ある強烈な症状をなんとかしてほしいと切実に思っているわけです。目の前のことを早くなんとかしてほしいとなります。そんな状態で、薬なしで自分で何とかしましょうと、簡単には言えないですよね。

そのときに、いくら依存性や禁断症状のことなどを説明しても、患者さんの頭には入っていきません。

患者さんの、性格や気質、家庭環境や職場環境など、或いは身体的状態、いろいろなことが加味されます。僕らは、色々なことを提案することができますが、それをやるかどうかは患者さん次第になります。

人生の決断と一緒ですよね。自分を信じて実行する。とまぁこんなことも簡単に言ってしまっているので説得力がないかもしれません。

ただ悲観していても仕方ないですよね。こうのような状況になったことを受け入れ、前に進むしかありません。良い情報、良い治療=自分に合った情報、自分に合った治療を見つけて、小さなことからコツコツとやっていきましょう。



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