2015年5月18日月曜日

自転車と腰痛

マラソンやジョギング人口が増えて久しいですが、最近は自転車に乗る方も増えています。

自転車といっても、ロードバイクといわれる本格的なやつですね。



うちにいらっしゃる方でも、趣味や通勤で乗る方も増えてきました。体を動かせて、スピードも出て気持ちいいので、皆さんがはまるのもうなづけます。さらに自転車は、数万円~数十万と幅広くあり、デザインや性能など、男心をくすぐられるんじゃないでしょうか。

ロードバイクに乗る方は、長距離を走ります。聞いていると100㎞なんてざらのようです。時間にしても5~6時間も苦にならないようですね。

ロードバイクや自転車に乗るときの、治療する側から見た特長をあげてみました。

・長時間同じ姿勢
・前屈みの姿勢
・前屈みで足を挙げる
・同じ動き

上の4つにより、どこが、痛みやすいと思います?

そうです、皆さんのお察っしの通り、「腰」です。

長時間椅子に座っているだけでも、腰や臀部は硬くなって、痛みが出てきます。デスクワークの方が、くびや肩のこりとお同じく、腰痛が出てくるのはこのためです。

さらに、気を付けないといけないのは、前傾姿勢で足を挙げるというところです。

この動き、腸腰筋をかなり使います。北京堂で腰痛治療をやったことがある人は、お馴染みの筋肉です。

 
[心整体院HPより引用]



自転車だから、足を挙げるよりも、下ろすほうが力を使ってるんじゃないの?というふうに思う方もいると思いますが、早くペダルを漕ごうと思うと、足を素早く引き上げないといけません。なので自分が思っている以上に、足を引き上げる動きをやっています。





この動きを、4、5時間繰り返すわけですから、疲労も溜まりますし、硬くもなります。

うちの治療所には競輪選手もいらっしゃいますが、みなさん共通して腰の痛みを訴えています。まさに、この動きをずっとやっているので、痛めないわけはないというところですね。ヘルニアになって手術をしている方も多かったように思います。

ロードバイクに乗る方が腰痛にならないために
・正しいライディングフォームでのる
・乗る前の準備運動、乗った後のストレッチやクールダウンの徹底
・疲労を貯めないために、普段から筋肉をほぐしておく
・腸腰筋、背筋、腕の筋肉の筋力強化

こういったことを、きっちりとやっていただきたいと思います。

忘れていけないのは、腸腰筋への鍼施術です。鍼施術は、硬くなった腸腰筋をほぐすのに最適です。疲労や緊張を溜めないために、痛みがでなくてもやっておくことがおススメです。

この筋肉に鍼をうっておくと、足の挙がり具合も大きく変わってきます。是非お試しください。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

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