番組ではありませんが、プロフェッショナルとは何なのか、少し考えさせることがありました。
私の通勤自転車は、ブリジストンのオルディナというクロスバイクです。駆動が特殊で、チェーンではなくカーボンのベルトです。チェーンではなくベルトなのでタイヤメーカーならではです。
本格的なロードバイク過ぎず、シティサイクルすぎずの丁度いいところのような自転車。悪く言うと中途半端な自転車です
チェーンと違い、メンテナンスがほとんど不要というのがうりです。油いらず、外れしらず。
購入して4年くらいになり、わりと快適に過ごしていたのです、上り坂を漕いでいると、ベルトと歯車がかみ合わず、歯と飛びをするようなことがあります。ベルトが緩くなってきているのだろうと思っていたところ。
隣のお店に出張修理に来ていた自転車さんに相談したところ、みてくれることになりました。
その人が言うには、家族全員ブリジストンのベルトの自転車を乗っているからわかるけど、お兄さんのはベルトを張り過ぎているとのことでした。
これだと、駆動に負担がかかりすぎて壊れるとのこと。
なるほどということで、調整をお願いしました。施術中だったため、作業は見てなかったのですが、直るかわからないが、これで乗ってみてということです。
おぁさすが。また違うこともでもお願いするかもしれませんから、名刺をいただいておきました。
そんなこんなで仕事終わりに乗ってみたところ
平地でも、カツンカツンと歯飛びしています。怖くて乗れそうにありません。
???
とりあえず電車で帰りました。
さて、今は便利なもので、ベルトドライブの自転車で色々と検索してみると、姫路にある自転車屋さんのブログにベルトの調整に関する記事が出ていました。
それによると、ブリジストンのカーボンベルトの自転車は、通常では考えられないくらいパンパンにはらないとダメなんだそうです。
メーカーからでている、専用のベルト調整器具で調整すると、そのパンパンな張り具合にびっくりするそうです。それを知らない、その調整器具を持っていない自転車屋では、ベルト調整は難しいらしいです。勘ではできないとのこと。
実際に翌朝そのブログを書いている自転車屋さんに電話でお聞きしたころ、丁寧にお答えいただきました。
ベルトの山が減っているかもしれない、ローラーのほうの山が減っているかもしれない
がとりあえず適切な張力で張ってみて様子をみないとわからないということでした。
わたしらプロやからね
とおっしゃってた自転車屋さん。以前も違うことで、街の自転車屋さんに見てもらった時に、そこの年配のご主人も同じことを言っていました。その時も、部品の締め忘れがあって再度みてもらうことになりました。
プロって何だ?
共通するのは、大手のダイワサイクルやサイクルあさひなどを鼻で笑っていたことです。経験や技術も足りないとあざ笑っていたのかもしれません。結果的にはそっちのほうが安心だっというオチです。
全てがこれに当てはまりませんが、この教訓は自分に対する戒めでもあります。
自分の技術や経験を過信せず、常に新しい情報を入れてアップデートしろと。
過去の常識が非常識になることは少なくありません。考えさせられます。
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